うつ病で働きながら障害年金は受け取れる?会社の配慮が審査に与える影響とは

うつ病などにより障害年金を受給しながら働くことは、経済的な安定や社会とのつながりを保つための選択肢の1つです。
一方で、就労状況が障害年金の受給や更新にどう影響するのか、不安に感じる方も少なくありません。
特に、残業の有無や職場で受けている配慮が、障害の程度の判断にどのように関わるのかは、気になるポイントでしょう。

障害年金は、働いていることだけで直ちに受給できなくなる制度ではありません。
ただし、勤務時間、業務内容、残業の有無、欠勤や早退の状況、職場での配慮などは、就労状況を確認する材料になることがあります。
今回は、障害年金を受給しながら働くことの考え方と、残業や職場配慮をどのように整理すべきかについて解説します。

障害年金受給者は働けるか

働きながら障害年金は可能

障害年金は、病気やけがによって日常生活や仕事に制限がある方に対して支給される公的年金です。
働いている場合でも、障害の状態や日常生活への支障、就労状況などを総合的に確認した上で、受給の可否や等級が判断されます。

たとえば、短時間勤務である、業務内容を軽減してもらっている、欠勤や早退が多い、職場で特別な配慮を受けているといった事情がある場合は、通常の労働条件で働くことが難しいことを裏付ける材料になります。
重要なのは、どのような支援や制限のもとで働いているのかを正確に伝えることです。

受給者の就労率は高い

厚生労働省の資料(2019年)によると、障害年金受給者の就業率は身体障害で48.0%、知的障害で58.6%、精神障害でも34.8%にのぼります。
このように、障害年金を受給しながら働いている方は実際に多く存在します。

ただし、精神障害や知的障害では、就労状況が障害状態を判断する上で非常に重要な情報となります。
単に勤務している事実だけでなく、雇用形態、勤務時間、業務内容、職場での配慮などの実態を具体的に整理し、審査側に伝える必要があります。

障害年金受給と残業の関係

残業は障害年金審査に影響

障害年金の審査では、残業の有無や頻度が「労働能力」を判断する材料の1つになることがあります。
日常的に長時間残業をこなせている場合、審査上「労働能力が一定程度ある」と評価され、等級に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

一方で、残業をしていても、その後に強い疲労で寝込んでしまう、休日に家事や通院ができない、欠勤が増えるといった状況がある場合は、就労の安定性に欠けると見なされることもあります。
残業が「本人の意思によるものか」「業務命令で無理に行っているものか」など、その背景も含めて実態を伝えることが重要です。

働く状況が判断材料

審査では、雇用形態や労働時間、業務の責任の重さ、給与水準などが多角的に確認されます。
同じフルタイム勤務でも、職場で多大なサポートを受けて何とか続けている場合と、配慮なく通常業務をこなせている場合では、評価が大きく異なります。

職場では無理をして働けていても、帰宅後は食事や入浴ができないほど疲弊しているといった「日常生活へのしわ寄せ」についても、病歴・就労状況等申立書できちんと説明しましょう。

障害年金受給者の配慮

職場の配慮は重要な判断材料

職場で受けている配慮の内容は、就労に制限があることを説明する上で極めて有効な材料となります。
短時間勤務、残業免除、業務量の軽減、対人業務の回避、在宅勤務、通院日の調整などの配慮があれば、それらを事実に基づいて整理することが大切です。

職場配慮は、診断書や申立書の内容を裏付ける重要な情報の1つです。
湘南・藤沢障害年金サポートでは、こうした複雑な就労実態をどのように書類へ反映させるべきか、専門的な視点からアドバイスを行っています。

具体的な配慮内容を伝える

単に「配慮がある」と書くのではなく、どのような支援があり、それによってどうにか勤務が継続できているのかを具体的に記載しましょう。
必要に応じて、勤務先から配慮内容を証明する書類を作成してもらうことも、審査の補強材料として検討の余地があります。

ただし、これらの書類作成や内容の整理を一人で行うのは、体調が優れない中では大変な作業です。
特に、就労中の方が障害年金を申請・更新する際には、就労状況や配慮内容を正確に整理して伝えることが大切です。

まとめ

障害年金を受給しながら働くことは十分可能です。
大切なのは、現在の仕事が「職場の配慮や支援があって初めて成立している」という実態を、正確に審査側に伝えることです。

湘南・藤沢障害年金サポートでは、藤沢・湘南・平塚周辺で働く皆様の障害年金申請を全力でサポートしています。
一番の負担となる「病歴・就労状況等申立書」の作成代行や、医師に伝えるべき就労実態のアドバイス、納付要件の無料確認などを行っております。

「残業をしているから更新が不安」「働いているから申請を諦めている」という方は、ぜひ一度無料相談をご活用ください。地元の専門家として、皆様が安心して働き、適切な支援を受けられるようお手伝いいたします。

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