ADHDでも障害年金2級は受給できる?認定基準と申請条件を解説
ADHD(注意欠如・多動性障害)の特性が、日々の生活や社会との関わりにおいて、予期せぬ困難をもたらすことがあります。
こうした状況が続く中で、将来の経済的な安定のために、公的な支援制度である障害年金について関心を持つ方もいらっしゃるでしょう。
特に、ご自身の状態が障害年金2級の対象となるのか、その具体的な条件や、もし受給できた場合にいくら受け取れるのかといった点について、多くの方が情報を求めています。
今回は、ADHDと障害年金2級の関連性について、湘南・藤沢障害年金サポートが詳しく解説していきます。
ADHDで障害年金2級は受給できるか
ADHDの障害年金対象
ADHDは、障害年金の対象となる傷病の一つです。
注意を持続させることが困難であったり、集中力が低下したりすることで、物事を計画的に進められなかったり、忘れ物や紛失が頻繁に起こったりするなど、日常生活や仕事に重大な支障が出ている場合、障害等級に該当すると判断される可能性があります。
2級の障害認定基準
障害年金2級の認定基準は、「社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたり援助が必要なもの」とされています。
ADHDの特性からくるスケジュール管理の困難さ、ミスによる自己嫌悪、感覚過敏などが、日常生活においてどの程度他者の手助けを必要としているかが、等級認定の大きな判断材料となります。
日常生活への支障度合い
日常生活への支障は、具体的に「食事」「清潔保持」「金銭管理・買い物」「通院・服薬」「対人関係」「安全保持」「社会性」の7項目で評価されます。
ここで重要なのは、「家族の援助があるからできている」場合でも、家族からの援助の有無や内容も含め、日常生活能力は総合的に評価されます。
たとえ家族のサポートで生活が回っていても、一人では適切な食事が摂れなかったり、公共の手続きができなかったりする場合は、高い等級に認定される可能性があります。

ADHDの障害年金2級の受給額
障害年金2級の年間支給額
障害年金2級に認定された場合の支給額は、加入していた年金制度によって異なります。
障害基礎年金2級の場合、年間約81.6万円〜(月額約6.8万円〜)が基本となります。
※金額は年度ごとに改定されます。
基礎年金と厚生年金の受給額
どちらの年金になるかは、「初診日(ADHDの症状で初めて医療機関を受診した日)」にどの年金制度に加入していたかで決まります。
・障害基礎年金(初診日に自営業、主婦、学生、20歳前など)
1級・2級が対象です。
受給額は個々の状況により異なります。
・障害厚生年金(初診日に会社員、公務員など)
1級〜3級が対象です。
基礎年金に「報酬比例部分」が上乗せされるため、報酬比例部分が上乗せされるため、基礎年金のみの場合より受給額が高くなる傾向があります。
子や配偶者加算の金額
受給者に生計を維持されている子や配偶者がいる場合には、一定の要件を満たすことで加算が支給されることがあります。
加算の対象や金額は制度上の条件により異なるため、具体的な受給額については個別に確認することが大切です。

ADHDの障害年金2級申請の条件
障害年金2級に認定されるには
ADHDで2級に認定されるためには、日常生活を送る上で「常に誰かの援助が必要な状態」と判断される必要があります。
また、制度を利用するための制度上の主な要件である「初診日の証明」「保険料の納付」「障害認定日の状態」をすべて満たしていることが前提となります。
日常生活能力の判定項目
申請では、前述した7つの判定項目について、診断書や「病歴・就労状況等申立書」で具体的に伝える必要があります。
特にADHDの方は、「通院や服薬の管理を忘れてしまう」「衝動的に買い物をしてしまい金銭管理ができない」といった具体的なエピソードを書類に落とし込むことが重要です。
湘南・藤沢障害年金サポートでは、ご本人だけでは言語化が難しいこれらの困難さを、専門家の目線で丁寧に整理し、書類作成を代行いたします。
就労状況が審査に影響
「働いていると受給できない」と思われがちですが、ADHDの場合は必ずしもそうではありません。
・障害者雇用で働いている
・職場から多大な配慮(指示の個別化、短時間勤務など)を受けている
・就労支援機関のサポートを受けている
このような状況であれば、労働能力に制限があると認められ、受給できる可能性があります。
まとめ
ADHDの特性により日常生活に著しい支障がある場合、障害年金2級の受給対象となる可能性があります。
支給額は家族構成や加入制度によりますが、月額数万円〜10万円以上のサポートを受けられることは、将来の安心に大きく繋がります。
しかし、ADHDの方は「書類を揃える」「期限を守る」「これまでの経過を正確に書く」といった手続き自体に大きなハードルを感じることが少なくありません。
湘南・藤沢周辺で、ADHDによる生きづらさを感じている方は、ぜひ「湘南・藤沢障害年金サポート」へご相談ください。
当事務所では、初診日の確認や保険料納付要件の調査を無料で行っており、煩雑な書類作成もすべて代行可能です。
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