【糖尿病】障害厚生年金3級の受給事例|人工透析前・フルタイム勤務の中で受給が決定した40代女性のケース

年代:40代

性別:女性

傷病名:糖尿病(糖尿病性腎症)

年金の種類:障害厚生年金

等級:3級

相談時の状況

数年前から糖尿病の治療を続けていらっしゃいましたが、徐々に腎機能が低下し「糖尿病性腎症」と診断されました。現在は人工透析の導入前(保存期)にあり、日々の厳格な食事制限や薬物治療を行いながら、フルタイムで勤務を継続されていらっしゃいました。

しかし、慢性的な倦怠感や不快な浮腫(むくみ)を抱えながらの就労は体力的・精神的に限界が近く、「このまま腎機能が低下したら仕事を続けられなくなるのではないか」という不安を抱えておられました。少しでも経済的な支えを得るために障害年金を調べ始めたものの、明確な合併症の基準に達していないことや、人工透析前であること、身辺自立ができフルタイム勤務をしている実態から「自分は対象外ではないか」と諦めかけていらっしゃいました。

ご自身での申請に限界を感じ、当事務所へ切実なお思いでご相談にお越しになりました。

申請におけるポイントと当事務所のサポート

1. 「フルタイム勤務」の裏にある労働制限や生活支障の客観的整理

透析前でフルタイム勤務を行っている場合、書面上で「不自由なし」と判断されてしまうリスクが高まります。当事務所では丁寧なヒアリングを行い、職場で受けている配慮(重労働の回避、通院のための休暇取得など)や、帰宅後は極度の疲労から家事が一切できない実態など、表面的な就労実績の影にある深刻な就労制限・生活支障を客観的な事実として詳細に整理いたしました。

2. 主治医への適切な情報共有(就労・生活実態資料の作成)

診察時間内では、職場で受けている配慮や自宅での疲労感・不自由さまで主治医の先生へ十分に伝わりきっていないケースが多く見られます。そこで当事務所では、聞き取りした就労制限や日常の困りごとをまとめた「生活・就労実態の参考資料」を作成し、受診時に主治医へお渡しいただきました。これにより、先生にもご本人の本来の厳しさを正確にご理解いただき、実態に即した適切な診断書を作成していただくことができました。

3. 事実に基づく「病歴・就労状況等申立書」の作成と整合性の確保

初診時から現在までの治療経過や検査値の推移、勤務状況の変化を記載する「病歴・就労状況等申立書」は、診断書の記載内容と矛盾が生じないよう慎重に整理する必要があります。当事務所では、時系列に沿って病状の進行や仕事上で被っている制限を事実に基づいて記述し、審査官へ現状の厳しさが客観的かつ明確に伝わる申立書を丁寧に仕上げました。

結果

審査の結果、無事に障害厚生年金3級の受給が決定いたしました。

支給決定の通知を受け取られたご本人からは、「人工透析前でフルタイムで働いている自分でも受給できるとは思っていなかったので、通知を見たときは本当に驚きました。確かな経済的支えができたことで、今後の治療や仕事に対する心の負担が大きく軽くなりました」と、安堵に満ちた笑顔でお話しいただきました。

経済的な安心感が得られたことで、ご本人は現在も無理のない範囲で治療と仕事を両立させながら、将来に向けて前向きに歩みを進めていらっしゃいます。糖尿病や腎疾患で「透析前だけど受給できるのだろうか」「働きながらの手続きに不安がある」とお悩みの方は、どうぞ一人で抱え込まずに当事務所までお気軽にご相談ください。

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