【高次脳機能障害(脳挫傷・びまん性軸索損傷)】障害厚生年金2級の受給事例|事故の後遺症で退職となり、ご家族のサポートを受けて生活されていた40代男性のケース
年代:40代
性別:男性
傷病名:高次脳機能障害(脳挫傷・びまん性軸索損傷)
年金の種類:障害厚生年金
等級:2級
相談時の状況
ご相談者様は自動車事故(交差点での追突事故)に巻き込まれ、脳挫傷およびびまん性軸索損傷という重大なけがを負われました。急性期病院での治療やリハビリを経て命に別条はなかったものの、事故の後遺症として記憶障害や注意障害、感情コントロールの低下といった高次脳機能障害が残ってしまいました。
復職を目指して一定期間の休職を取り、治療とリハビリを続けられましたが、以前のように業務を行うことが困難であり、最終的には退職を選択せざるを得ない状況となりました。退職後はご自身だけで日常生活の管理を行うことが難しくなり、奥様がスケジュール管理・金銭管理・外出時の安全確保など、日々の生活全体を細やかにサポートされる状態が続いていました。
今後の生活費や療養の継続に対する経済的な不安と、サポートを続ける奥様の負担が重なる中、「家族の生活基盤を整えるために障害年金を申請したい」と当事務所へご相談をいただきました。
申請におけるポイントと当事務所のサポート
1. 初診日証明(受診状況等証明書)の確実な取得
交通事故の場合、救急搬送先の病院からリハビリ専門病院まで複数の医療機関を転院されているケースが多く見られます。当事務所で事故当時の受診経過を丁寧に整理し、最初に搬送された医療機関から初診日の証明をスムーズに取得いたしました。
2. 日常生活における「支援の実態」を診断書へ正確に反映
高次脳機能障害は、短い診察時間や一見した会話のやり取りだけでは症状の重さや生活上の不自由さが伝わりにくい特徴があります。当事務所では、奥様が日常的に行っている具体的な補助内容(予定の確認、買い物の同行、危険回避のための声かけなど)を細かく聞き取り、生活実態が客観的に伝わる参照資料を作成して主治医へお渡ししました。その結果、日常の困りごとやご家族の支援の必要性が的確に盛り込まれた診断書を作成いただくことができました。
3. 事故の経緯と生活上の不自由さを網羅した「病歴・就労状況等申立書」の作成
突然の事故から休職・退職に至る経過、単独での就労が困難な状況、そしてご家族によるサポートの必要性を、「病歴・就労状況等申立書」へ客観的かつ論理的に記載いたしました。
結果
審査の結果、無事に障害厚生年金2級の受給が決定いたしました。
支給決定の通知が届いた際、奥様からは「将来への不安がやわらぎ、気持ちにゆとりを持って夫のサポートに向き合えるようになりました。専門家にお願いして本当によかったです」と、温かい安堵のお声をいただきました。
障害年金は、ご本人様はもちろんのこと、傍らで支えるご家族様の生活と未来を守るための大切な制度です。当事務所では、ご家族様の不安や負担を少しでも軽減できるよう、丁寧かつ迅速なサポートを心がけております。一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。


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