【レノックス・ガストー症候群】障害基礎年金1級の受給事例|転倒発作と終日の介護が必要なお子様の20歳到達に合わせて受給が決定したケース
年代:40代(保護者)
性別:女性(保護者)
傷病名:レノックス・ガストー症候群(LGS)
年金の種類:障害基礎年金
等級:1級
相談時の状況
お子様が幼少期に「レノックス・ガストー症候群(LGS)」と診断され、突然全身の力が抜けて倒れ込む脱力発作や、体を強直させる発作が毎日複数回発生する厳しい状況に直面されていました。予期せぬ転倒による怪我の危険と常に隣り合わせであり、頭部保護帽の装着が欠かせず、食事・排泄・移動など生活の全般で常時の見守りと全介助を必要とされていました。
主治医や訪問看護、特別支援学校などの関係機関と密に連携し、20歳前までは特別障害児手当や福祉サービスを活用しながらご家族で昼夜を問わず介護を続けてこられましたが、体力的・精神的な負担は限界近くに達しておられました。
お子様が20歳(障害認定日)を迎えるにあたり、将来の生活基盤として障害年金を検討されたものの、「日々の介助で手一杯の中、複雑な書類を揃える余裕がない」「頻発する転倒発作や常時介護の実態を、審査基準に沿って正しく書類へ反映させる方法が分からない」とお悩みになり、当事務所へご相談にお越しになりました。
申請におけるポイントと当事務所のサポート
1. LGS特有の「発作型・頻度」と日常生活への深刻な影響の客観的整理
単にてんかん発作があることにとどまらず、LGS特有の強直発作や脱力発作が毎日発生することによる転倒リスク、およびそれに伴う日常機能や安全面の著しい制限を、認定基準に照らして客観的に整理・可視化いたしました。
2. 医療・福祉のケア記録を集約した資料による主治医との連携
主治医や訪問看護・施設スタッフ様が日頃から把握されている手厚いケア内容や家庭での介助リスクを、障害年金の評価項目に沿ってまとめた「生活・介護実態の整理資料」を作成いたしました。受診時に主治医へお渡しいただいたことで、日頃の診療や関係機関の観察記録と完全に合致した、実態に即した適切な診断書をスムーズに作成いただくことができました。
3. 常時介護の必要性を論理的に伝える「申立書」の作成
幼少期からの治療経過、関係機関の支援のもとで行われてきたケアの歴史、そしてご家族による常時見守りの不可欠さを「病歴・就労状況等申立書」として丁寧に整理いたしました。主治医の診断書と完全に整合させることで、「日常生活において常時他人の援助を必要とする障害状態(1級相当)」であることが審査官へ明確に伝わる書類に仕上げました。
結果
20歳の障害認定日に合わせて提出した申請書類に基づき障害状態が適切に認められ、無事に障害基礎年金1級の受給が決定いたしました。
支給決定の通知を受け取られたお母様からは、「毎日のお世話に追われる中、医療機関との連携も大切にしながら20歳のタイミングに合わせてサポートしていただき、本当にお願いして良かったです。将来への経済的な不安が大きく和らぎました」とお話しいただきました。
確かな経済的支えが得られたことで、ご家族は現在、福祉サービスや周囲の支援も活用しながらお体を大切にされ、お子様との穏やかな日々を過ごされていらっしゃいます。


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